糖尿病は成人の場合ほとんどが2型糖尿病といって初期にはインスリン分泌が十分にあるものの加齢により糖尿病を発症してしまうとインスリン分泌能が十分に行えず、人のエネルギー代謝の中で一番大切な糖分を十分に利用できなくなる疾患です。
糖分を細胞自体が利用できないということでいえば、いくら食事を摂取しても細胞内に糖分が取り込めないということなので細胞からみると絶食した飢餓状態なので、すぐに細胞が弱りやすい原因となることはすぐにお判りいただけると思います。
最近では、インスリン分泌細胞をできるだけ温存する治療へ変化してきていますので糖尿病学会のガイドラインに準じた治療を心がけております。
無症状でも進む病気でもあり、糖尿病性網膜症や腎症など症状を自覚してきたときはかなり進行している可能性の高い疾患となりますので、健康診断などで糖尿病を指摘された場合は是非当院にご相談ください。
【 治療内容 】
● 食事・運動療法の指導
● 定期的な血液と尿検査による糖尿病の評価
● 血糖測定の指導
● 血糖降下剤の投薬と管理
● インスリン注射の導入と治療
● 合併症の管理と治療